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発達障害の「生き方」研究所 | Hライフラボ

転職4回、うつで1年の休職歴あり。30歳を過ぎてADHD・アスペルガーまで発覚した人間が、妻と娘の育児のためにもがいた結果… 「生きづらさ」と戦いながらそこそこ稼ぐためのHライフラボ的・生き方3.0とは?

社会通念に別れを告げて、アスペルガーやADHDの個性を全開にして生きられる時代

アスペルガーやADHDに有利な世界の始まり

【こんなことが書いてあります】
・定時に間に合うことより、創造的なことのほうが重視されるこれからの社会

・今日から、いまから興味分野への時間投資をはじめれば明日がひらける

→「生き方」研究所記事一覧へ

 

 

アメリカ版Amazonで約550件の評価を受けて、5つ星のうち平均評価が「4.3」の本。

 

単純に日本との人口比で考えて、日本版Amazonに置きかえると約180件の評価のビジネス書。

なかなか売れていて評判もいい本といっていいと思いませんか?

 

 

アメリカで出版されたのは2010年なんですが、昨年の春にその本を邦訳書で読んだとき、わたしは

 

「あぁ、ADHDやアスペルガーの強みが生かせる時代が来ているんだな」

 

そう感じて鳥肌を立てていたのを覚えています。

 

変わり始めていた社会

元々、従来の典型的な資本集約型の社会が個人を中心にした構造に変わっていくことは、大学時代に読んだ「ザ・ワーク・オブ・ネーションズ」という元米国労働省長官のロバート・ライシュが書いた本で読んで理解していました。

 

ザ・ワーク・オブ・ネーションズ―21世紀資本主義のイメージ

ザ・ワーク・オブ・ネーションズ―21世紀資本主義のイメージ

 

 

なので就職活動も「就社」という意識は一切持たず、最終的にやりたいことに必要な経験が積めそうな会社を転々とするつもりで進めていました。

 

もちろん、自分がアスペルガーやADHD、ましてうつ病で休職するなどとは夢にも思っていなかった頃のことです。

 

 

しかし現実はそう甘くなく、とても計画通りには進んだとは言い難い状況でした。

 

 

そしてアスペルガー・ADHDが発覚した後で出会ったこの本は、ライシュの本以上に刺激的でしたが、それがかえってアスペルガー・ADHDを抱えたわたしにとって好都合だったんです。

 

 

これまでの社会通念に別れを告げるための本

メインメッセージは、「働き方が変わった」です。

 

かつて働き手に求められていた条件は、次のようなものでした。

・指示に従う

・出勤時間に遅れない

・勤勉に働く

これらの条件を守れば、それ相応の見返りが得られたわけですが、このような時代はもはや過去のものとなりました。

世界で急速に広がりつつある「新しい働き手の条件」は、次のようなものです。

・目立った存在になる

・利他心を持つ

・創造的になる

・判断したことに責任を持つ

・人やアイデアを結び付ける

 

「新しい働き方」ができる人の時代

「新しい働き方」ができる人の時代

 

(当ブログはアフィリエイトを目的としておりません)

 

現在の日本でも「ワークシフト」が流行したように、この論調に近いものは広がりつつあると言えます。

 

ただ改めて考えてみると、わたしたち発達障がい者とそれ以外の人を比べた場合、「新しい働き手の条件」においてはほぼ同じ土俵に立っているか、もしかするとわたしたちのほうが有利なんじゃないかと思うわけです。

 

特に「創造的になる」あたりは、これと決めた分野についてはかなりの知識と発想をもって事にあたれるのがアスペルガーやADHDです。

 

多少定時に遅刻しようが、新しい働き手の条件をクリアしていたほうが高い評価を得る。

 

こんな組織が増えてきているということです。

わたしたちの狙うべきところは、こういった組織、または独立開業なのでしょう。

(つまり、日本のトラディショナルな企業は鬼門かもしれません)

 

気づいたときから実践をスタートする

いまわたしたちに何もスキルがないとしても、先のことを心配することはまったくありません。

いまこれから、実践を始めてみれば十分に間に合います

 

今日明日の生活のためにつまらない職場で働くことは仕方がありませんが、それでも自分の興味が注がれている対象への活動時間を少しでも作って実践していくことが大切です。

 

本を読むのでもいいし、セミナーに出てみてもいいし、関係分野のコミュニティで発言するのでもいいと思います。

 

 

明日のためのタネをまくことを、今日から少しずつやってみてもいいかもしれません。

 

 

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