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発達障害の「生き方」研究所 | Hライフラボ

転職4回、うつで1年の休職歴あり。30歳を過ぎてADHD・アスペルガーまで発覚した人間が、妻と娘の育児のためにもがいた結果… 「生きづらさ」と戦いながらそこそこ稼ぐためのHライフラボ的・生き方3.0とは?

自立して原体験を積みあげると「やりたいこと」が見えてくる

自立

自立=アイデンティティ再構築=原体験の発見

 

うえすとです。

 

もうすぐ連休ですね。

長い方はすでに今週から休んでいて16連休。

今週末からだと10連休。

2日と6日を休めない方でも、かなりの連休ムードになってくると思います。

 

わたしはまだ計画を立てられていないので、関東で穴場があればぜひ教えてください。。

 

 

さて、今朝更新された「ダヴィンチニュース」に、書評を掲載いただくことができました。

 

ddnavi.com

 

ルートつつみさん、ありがとうございました。

現在まで、おかげさまでlivedoor、アメーバニュースなど各メディアへの転載が続いているようです。

本書を何かのきっかけにしていただける方がさらに増えることを期待しております。

 

 

自立して自分だけの経験(原体験)に気づくことの大切さ

先日、若手起業家の方々と並んで、新しい働き方についてのトークライブでお話しさせていただく機会がありました。

 

少人数でインタラクティブに対話ができるイベント。

登壇者ではありましたが、若い方に混ざりながらかえってたくさんの刺激を得て帰ってきました。

 

中でも、パネラーとしてご一緒した起業家の方の話を聴いたとき、わたしの描く天職獲得のイメージと近かったのでたいへん興味を持ったんです。

 

 

それはつまり、おおまかにはこうした流れでした。

 

1.自立

そのときに伺ったケースでは、海外で仕事をすることによるアイデンティティ再構築=自立がその役目を果たしています。

 

海外に行くと、日本国内でなんとなく共有されている価値(学歴・社名・ブランド・良い子であることetc…)が役に立たず、そうしたものにアイデンティティ(語弊がありますが、自分の価値がどこにあるかということの認識)を置いていると、自己崩壊してしまうことがあるそうです。

 

つまり「自分って何なんだろう?」と考えさせられる環境にさらされるわけです。

 

そして結局のところ、そのときに全身をもって体感した「経験」そのものに価値を置いて帰ってきたりする。

「~という問題を解決したいと心底思っている自分」そのものがアイデンティティになります。

 

これはロジカルには、このブログでたびたびお伝えしている「自分が感じていること」と「社会の価値観」を分けて考えることと同じ意味になります。

 

海外へ行くことで、無理やりそう考えさせられてしまう状況になるということですね。

 

 

2.自分独自の経験に価値を置いて突き進む

1のプロセスを経ると、自分がじかに全身で経験したこと(原体験)の中で、インパクトがあったものについて「改善したい」「より追及したい」という衝動を感じるようになります。

 

この経験が非常にインパクトのあるものであればあるほど、おそらくその人の行動力や想像力などが強くなるように思います。

 

このあたり、明記した書籍や論文にはまだ突き当たっていませんが、いくつかの文章を読む限りでは、生物学的にこうした経験に対しては何らかの神経伝達物質が絡んで、再びその刺激を得ようとする力が生み出されていると推測できます。

 

被災された方々や、「現地まで行った」(映像や雑誌ではないことがポイントです)ボランティアの人が継続して関連の支援活動に熱心になれることもこうしたメカニズムが働いているのではと思います。

 

 

つまり逆に、そうした経験、原体験がない人は、自立ができても「やりたいこと」が引き続き不明確、ということだって十分ありえるわけです。

 

原体験がまったく無い人はいないはずですが、インパクトがあって特定の神経伝達物質を分泌するほどの経験がない、ということだろうと推測できます。

 

こうした人のために、本でも書いていますが私は家と仕事の往復ではなく、社会人イベントやボランティア活動へできるだけ参加して原体験を積み上げていくことをお勧めしています。

 

 

また、かの吉田松陰もこうしたメカニズムに気付いていたのでしょうか。

「志気」を高めるためには、めったにいないような大きく立派な人物に会ったり、旅をして歴史的・自然的に感動できるような土地を見るといい、と言っていたそうです。

 

吉田松陰の名言100 −変わる力 変える力のつくり方−

吉田松陰の名言100 −変わる力 変える力のつくり方−

 

 

この本は、私の知る限りの「吉田松陰解説本」の中で一番勉強になりました。

 

 

「発達障害の自分の育て方」にも書いていますが、わたしはこうした「自分のやりたいこと」を獲得するためのプロセスを追及していきたい、ということがいまのモチベーションになっています。

 

特に障害のあるなしにかかわらず、自分の天職=ミッションがはっきりしている人が増えれば、もっといろいろな事情を抱えている他の人ならではの働き方も大事にできると思うんです。

 

それは、自分が追い求めていることの大切さを理解しているからこその感覚であって、そうした人を増やしていくことが、多角的にいま日本が抱えている問題を解決していけると信じています。

 

 

***<ファーストシーズン「大人の発達障害改善のヒント」全78記事の目次はこちら>***

 

 

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