大人の発達障害を克服するには感情とロジカルの両輪で行動する(2015年上半期まとめ-4)
感情とロジカルさの両方を使いこなして大人の発達障害を克服する
みなさんこんにちは。研究所長のうえすとです。
引き続き更新がなかなかできていない中、いつも当ブログをお読みいただきありがとうございます!
その遅れの原因になっている、最近進めていますプロジェクトの一部をようやく公開できるところまできました。
なんと……
このブログの本が出ることになりました!
最近ではWEBでの情報検索があたりまえになっているとはいえ、このブログだけで情報を必要としている方へわたしの伝えたいことを伝えていくのには限界があります。
そのため、書籍というメディアでも情報発信できないかと考え、出版を企画させていただいていました。
もちろん、正式には新しく企画書を書いていますので、まるまるブログの書籍化ということではないんですが。
ただ、「これからの人間、特に大人の発達障害者のよりよい生き方の模索」という主旨は変えていません。
現在、年内の発売に向けて編集・加筆作業中ですので、発売日等が決まりましたらまたこのブログやTwitterでお知らせします!
そしてそれにも少し関連して、昨日は有名転職サイトの取材を受けてきました。
大人の発達障害を抱えて働く人に向けた記事を書いていただけるとのことで、近日中にも公開になるそうです。
当初1時間の予定が、記者の方と話が盛り上がってしまい2時間半を超えるトークセッションでした!
そしてもちろん取材を受けるなんてことは人生初……写真には緊張でひきつった顔で写っていると思います(笑
インタビューの内容はほぼブログに書いていることが中心でしたが、ご自身でも本を出されているくらい著名な記者の方の手にかかると、大人の発達障害もどんな記事になってしまうのか……とても楽しみですね。
こちらも公開になりましたら改めてブログやTwitterでもお知らせしますので、読んでみたいと思っていただけた方はぜひ読者登録やフォロー、お待ちしてます!
大人の発達障害克服のプロセスを、感情とロジカルの両輪体系化してみた
さて今回も大人の発達障害に関係する、人間のしくみについての①の記事(大人の発達障害でも人生と仕事をあきらめない人が読む記事の順番(2015年上半期①))、「自立」を説明した②の記事(大人の発達障害でも人生と仕事をあきらめない人が読む記事の順番(2015年上半期②))、第3回目の「天職」についての解説(
パッションテスト体験と天職探しによる大人の発達障害改善について(2015年上半期-3))に続く第4段です。
この記事がシリーズの最終回になります。
自分でも克服プロセスをおさらいできたので企画は一応成功としておきます!
これまでご説明してきた「人間のしくみ理解」「自立」「天職」と、その他細かいプロセスの関係を整理すると、こちらの図のとおりになります。
この図は大人の生き方3.0の方法論について視覚的に表したものです。
以前にも記事の中で紹介済みでver.2のままですが、このブログで言いたい事はいまのところほぼ網羅できていると思います。
ポイントは、図の右側と左側で「とにかく感情的に行動を積み重ねていくこと」と「ロジカルに、計画的に実行すること」を分けていること。
そして天職の内容は、なにか軸はあるとしても、具体的なものは一生を通して変化していってもいいことです。
とにかく積み重ねる右側のパートは、感情にまかせてとにかくやりたいことをやってみることを表しています。
「ワクワクする」とかいう表現で最近流行っていることを実現するパートですね。
そして何か目標が見つかったとき、またもし目標が見つかってないとしても当面実現したいことをロジカルに計画立てて実行していく力を出していく。これが左側のパートです。
脳科学的にも、この両輪があったほうが効率的に脳の可塑性を生かせますし、理想の現実をつくっていく力が高まります。
どちらもバランス良く実行していくことで、仕事のやり方が一方に偏ることも防ぎますし、自分が脳を使うときも一番創造力が出る形になるんです。
もちろん、同じ人生の目的達成をイメージこの感情とロジカルの両輪をまわしていくことが理想です。
でも自分の情熱、やりたいことがまだはっきりしていないときは、それぞれ別のことをしていても構いません。
感情的に行動するということと、ロジカルに行動することを意識できていれさえすれば、いつか天職が見つかったとき、その行動習慣は大きな力になるはずです。
さあ今日も、何か新しいことをしてみましょう!
お知らせ:現在このブログ書籍化プロジェクトを進めております。その間、申し訳ありませんがしばらく週1回更新にさせていただきます。
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