ADHDが1年行動し続けて行きついたスケジュール管理&メモグッズ
ADHDが行動を始めたらスケジュール&メモ管理が気になった
以前の記事にも書きましたが、わたしは中学1年生の頃、夏休みの臨海学校の日程を間違えて自腹で現地集合したことがあります。
当時は自分のスケジュール帳なんて持っていなかったので、実家のカレンダーへ日程を書きこんでいたのですがその日付が間違っていたのが原因でした。
確認不足がたったて他にも同じようなエピソードは数知れず。。。
どうやらわたしは昔からスケジュール管理がとても苦手なようでした。
フランクリン・プランナーに挫折した社会人2~3年目
そんな私も社会に出ると本格的に予定管理をする必要が出てきます。
この頃はまったく行動がどうのこうのという知識も経験もありませんでしたが、なぜか「7つの習慣」でおなじみのフランクリン・プランナーに手を出します。
「7つの習慣」は何となく読んだことがあったのと、手帳売り場にあったフランクリン・プランナーがやけに魅力的だったというのが理由です。
なおご存じない方へ簡単に説明しておくと、フランクリン・プランナーというのは「7つの習慣」のコンセプトを実行するために作られたシステム手帳です。
いろいろな大きさやリフィルが揃っているので、使いやすい方には最高の機能を提供していると思います。
で、わたしはどうだったかというと、積み残しのタスクが多すぎて記入欄に書き込みなくなってしまったのと当時コンセプトをまったく理解できていなかったこともあり、2年で挫折。
後半はリフィルは買っていたもののほとんどただのノート代わりになっていました。
なんてもったいないことを。。。
ADHDでも行動のために使い続けられるシンプルさを求めて
それからというもの、スケジュール管理やメモはとにかく書きたいことを書きたいように、とにかく記録を残すことを第一に考えて道具を選んできました。
その結果、
”ノートは白紙のもの・筆記用具はSARASAの濃い青”
に統一して使い続けています。
これは仕事用でもプライベート用でも同じです。
メモのルールなどを決めてみてもすぐ忘れてしまったりするので、行動した先でそのときに残しておきたいもの・ことをその時の気分で書く。
そしてとにかく時系列に残しておく。日付だけは入れる。
そうすると、あとからメモを見返したいときも何とか目的のところへ行きつくことができるようになりました。
よくスケジュール帳の横にノートスペースがありますが、あそこに書いてしまうと後日たいへんになりそうな気がして好きになれず。。。
では実際に行動するにあたって使っているグッズをご紹介していきます。
まずはペン。
個人的にはゲルインクペンの中でも断トツに書きやすいと思っています。
さいしょのさいしょはシャープペンでメモを取っていましたが、わたしはビジュアル記憶があるので文字もはっきりしたほうがいいと思い、高校のときからペンでノートを取っています。
色は濃い目の青で統一。
黒だとちょっと重いんですよね。。
続いて、ノートです。
書き味と保存性を考えて、このシリーズの一番小さいサイズを使っています。
もちろん無地。
去年はプライベートで出た勉強会などのメモだけに使い、ちょうど1年で1冊を使い切りました。
なんで小さいかというと、一応どこでも思いついたことをすぐメモするのに楽なように、ということを考えてます。
おまけに表紙もしっかりしているうえ、糸でとじてあるのでどちらのページにも書きやすい。
常に持ち歩いて、どんな状況でもメモを取りたい行動派には最適です。
次は、スケジュール管理。
これ、かなりシンプルでよいです。
こだわったのは、A5サイズで見開き1か月の予定がブロック型で見渡せて、とにかく薄くて軽いもの。
こちらであれば後半の罫付きノートは余計ですが、かなり理想に近かったので使っています。
時間単位でプランできるものも出ている中、そんなに細かくは自分の予定さえ管理できないと悟ったので、とにかく行動のための時間と内容をさらっと書ければ十分なんです。
そして、それを合体させます。
コクヨ カバーノート システミック リングノート対応 黒 A5 B罫 50枚 ノ-685B-D
- 出版社/メーカー: コクヨ
- 発売日: 2010/10/25
- メディア: オフィス用品
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なぜこれを使っているかというと。
去年はハダカで使っていた薄めのスケジュール帳と先に紹介したノートが、1年でボロボロになってしまったからなんです。
わたしはADHDの特性から忘れ物が多いので、使いそうなものは全部仕事カバンに入れておくようにしてます。
結果かなり重く、しかもストラテラを飲むまではバッグの中もグッチャグチャでした・・・
去年はもうストラテラを飲んでいたのでまだマシでしたが、それでもトートバッグに放り込むだけでしたからかなりのダメージだったようです。
そこで何か良いカバー、しかもしおりとSARASAが入るペンホルダー付きのものを探したところ、条件に合ったのがこれだったのでノートを差し替えて使っています。
けっこう快適なので、満足してますね。
どうせ行動するなら、楽しく、自分らしく
このブログでは「行動」することの合理的な理由をいくつも挙げています。
たしかに発達障害者が「成功」、つまり自分が成し遂げたいと思うことを達成することには行動が不可欠です。
そしてできれば、その記録もしっかり取っておきたいところだと思います。
現にわたしは去年のうちから何度もノートを見返すことがありました。
記憶力もかなり弱いもので・・・
最近はこういった便利なグッズが文房具にも出てきていますので、わたしたちの行動スタイルに合ったシステムを自分らしく考えて構築していくのも面白いと思います。
以上、今回はライトな話題でお送りしました。