発達障害の「生き方」研究所 | Hライフラボ

転職4回、うつで1年の休職歴あり。30歳を過ぎてADHD・アスペルガーまで発覚した人間が、妻と娘の育児のためにもがいた結果… 「生きづらさ」と戦いながらそこそこ稼ぐためのHライフラボ的・生き方3.0とは?

生き方の分析と編集を楽しむ大人の発達障害人生

生き方の分析と編集で大人の発達障害を克服する

今朝は爆弾低気圧の影響で山手線が止まってしまったので、ひさびさに通勤ルートを変えました。

 

こういう「いつもと違う状況」は、とても脳にいいんだろうなーと思いながら、3つくらいある選択肢から一番空いていそうな路線にのりかえていつも通り本を読みながらの通勤です。

 

同じく電車遅延に巻き込まれた首都圏のかた、本当におつかれさまでした……

 

 

 

さて前回までで半年のまとめを終えました。

 

自立の発想を繰り返しお伝えし続けてきましたが、少しでも現実が動いてきたでしょうか?

 

自分はいま、どんな情報・状況に接していて、どんな感情なのか?

 

自分のことを、少し上から自分でながめてみると、自分がどんな状況になるとどんな感情になるのか見えてきます。

 

見えてきたら、あとは

 

「本当にその反応って正しいの?」

 

そんな感じで自問してあげると、案外その反応はまったく根拠のないものだったと分かるかもしれません。

 

そうしたら、あとは自分で反応を意識的に修正してあげてください。

こんなことで心配する必要性は全然ないよ、と。

 

この繰り返しで、無意識の反応が変わってきます。そうすると、ストレスが減ります。

できた余力で興味のあることをする。

 

そうすると、現実が動き出します。

 

現状に苦しんでいる人は、試しに1か月くらいやってみてください。

 

 

そして、今日から新章突入です。

 

…といっても方針を大きく変えるわけではありません。

 

ただ、自分の気持ちの区切りですね。セカンドシーズン的な。

第1期よりもっと(自分基準で)すごいことを書いていくよ、と自分に言い聞かせています。

 

ということでこれから生きていく上で役に立ちそうなことは、多少方向性が違っても、引き続きわかりやすくご紹介していくようにしますので、どうぞよろしくお願いします。

 

 

生き方のレベルを上げていくと大人の発達障害に何がおきるか

大人の発達障害の克服には、「生物としての人間のしくみ」をしっかり把握することがまず大切でした。

 

ストレスを感じるしくみから、脳の神経ネットワークが変わるしくみまで。

 

いくつかある発達障害の原因とあわせて、ロジカルな対策を打つための知識が必要なんですが。

 

 

その情報収集と分析編集を、わたしは使命感をもってやってきているつもりです。

 

大人の発達障害で苦労している人へ、少しでも改善につながる情報を伝えるためだけではなく。

むしろ人間全体がこれから先、どうやって生きていけばいいのかを見つけるためにです。

 

 

もちろん個人の能力や意欲は違いますから、生き方には人それぞれの方法があります。

 

ただどこかに最小公倍数的なスタイルというか、生物というレベルで見たときの最適解があるような気がしてならないんですね。

 

 

主にアメリカの都合で作られた現代日本という環境。

資本主義という世界システム。

グローバル化している世界。

 

 

こうした前提条件をいったん離れて、ある社会を作るための、単なるひとつの技術または環境としてとらえてみましょう。

 

技術は適切なタイミングで使ってこそ技術ですから、使うべきでないときには使わなくていいんです。

使うかどうかを選ぶ主体はあくまで、いまここにいる自分です。

技術に取り込まれて、使われる存在ではないんですね。

 

 

現代日本、現代世界から離れたあなたは、何をするにも自由です。

 

6歳から義務教育の小学校へ行き、中学、高校と進む。

たとえばこれもただの「現代日本」をつくるためのルールにすぎないので、現代日本から既に離れているわたしたちには、単なる選択肢のひとつでしかなくなってきます。

 

 

そうしたとき、守るべき価値のあるものはひとりの「人間」としてよりよく生きるための知恵です。

スキルアップ講座でも、宗教でも、インターネットでも見つからない(かもしれない)、例のアレです。

 

 

最近はそうした人間の生き方の分析編集がとても楽しくなってきました。

もしかすると近々に出すことになった本の中でも、よりよい生き方の発見を意識した内容が増えているかもしれません。

 

そしてこの点の理解なしには、いくら大人の発達障害を克服して、お金を集めても、有名になっても、「いいね!」を集めても、よりよい生き方は結果的にただの偶然でしかなくなると思っています……

 

 

自己満足で自分基準の達成感を大切にする生き方

たとえばわたしは自由な現実世界の中で、この生き方の分析編集にやりがいと価値を見出しました。

 

現にこのブログでも、開始したときは思いもしなかったほど、自分なりに価値ある分析編集ができ、いままさに困っている方の参考にしていただけていると思えています。

 

これは完全に、自己満足で自分基準の達成感なんですが、とても人生が充実しています。毎日、朝起きてから、寝るまでずっとです。

 

もちろん仕事や家庭で味わうことができる達成感もあります。

大きな契約が取れれば、気分も良くなるでしょう。

子どもが受験に成功すれば、安心するでしょう。

 

ですが、ここまで継続するでしょうか?

一晩寝れば、その達成感はかなり薄れてしまいませんか?

 

 

たぶんこの「自己満足で自分基準の達成感」という感覚は、いい学校を出て、大企業や官庁に入って、出世して、高給を得て、定年になって、余生をのんびり暮らす……といういままでの典型的な日本の「安定人生」へ無意識に価値を置いていたままでは、一生味わえなかった感覚だと、わたしは思うわけです。

 

 

ではその自分だけの価値基準を置くことができるようになる条件は何か?

 

達成をした先には何があるのか?

 

全員がこんな理想の生き方をしても、人間は環境を守りながら食糧を生産し続けて生き続けていけるのか?

 

 

課題はいろいろとありますが、引き続き自己満足で大人の生き方の分析編集を続けていきます。

はぁ、時間がもっと欲しい……

 

 

お知らせ:

現在このブログ書籍化プロジェクトを進めております。その間、申し訳ありませんがしばらく週1回更新にさせていただきます。

 

引き続きメールではご質問・ご感想などを受付中です。(ご返信まで1~2日いただいています)

 

 

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