発達障害の「生き方」研究所 | Hライフラボ

転職4回、うつで1年の休職歴あり。30歳を過ぎてADHD・アスペルガーまで発覚した人間が、妻と娘の育児のためにもがいた結果… 「生きづらさ」と戦いながらそこそこ稼ぐためのHライフラボ的・生き方3.0とは?

自立

読書「未来をつくる言葉」(ドミニク・チェンさん)

「未来をつくることば―わかりあえなさをつなぐために―」(ドミニク・チェン)読後のイメージと備忘録です。

成人発達理論や精神的自立は神経生物学的に説明できるのか

成人の精神的自立や発達への介入研究へ 新年度になりました。まずはひとつご報告です。 4年以上お世話になった会社を、先月末で退社しました。 チームメンバーや上司などには、Facebookでもいろいろと感謝を伝えさせてもらいましたが、本当に最高のタイミン…

成人発達理論から大人の発達障害人生改善のコツを読み解いてみる

成人発達理論と大人の発達障害人生改善の深い関係 2月18日、土曜日の午後。 東京駅から、電車で山梨方面へ1時間も移動すると、「平成狸合戦ぽんぽこ」の舞台にもなった多摩ニュータウンの丘陵地帯が見えてきます。 このあたりは「ひと山につき、ひと駅 o…

自立と他者配慮の意識を育て、「生産性向上」と「働き方改革」の推進を

発達障害者雇用に必要な「他者配慮」と生産性の関係 雪の予報はあたって。 1月20日の金曜日、東京は大寒の暦のとおり、朝から雪がちらつくような寒い一日でした。 そんな悪天候の中、しかも週末、金曜日の夜に。 今回も多摩にある大学の1室をお借りして、発…

自立したいときは自立した他人とのコミュニケーションが必須かもしれないこと

自立と他人の関係性について ひと月ぶりの更新です。 Hライフラボとして、今年の山場だった日本LD学会。 「発達障害のある大学生の就労支援から職場定着支援に関する実践研究」というテーマの自主シンポジウムで20分間、お話させていただきました。 企画・司…

精神的自立してから天職探しという順番を守るべき理由

精神的自立と天職探し 東京は急に寒くなりました。 朝晩冷え込むけれど、日中は少し暖かい。 風邪をひかないためにも、服装には気を付けないといけないですよね。 私も以前、「自立」という客観的メタ視点をつくるまでは、仕事用のスーツやジャケットのとき…

自立して原体験を積みあげると「やりたいこと」が見えてくる

自立=アイデンティティ再構築=原体験の発見 うえすとです。 もうすぐ連休ですね。 長い方はすでに今週から休んでいて16連休。 今週末からだと10連休。 2日と6日を休めない方でも、かなりの連休ムードになってくると思います。 わたしはまだ計画を立てられ…

「自立しなければ生きづらい社会」を変えるということ

自立は「個人」を無視して「人間」だけを考慮にいれる社会だから必要になった うえすとです。 今朝、このブログの機能を利用いただいての読者登録(「読者になる」)者が200人になりました。 大人の発達障害というテーマで、しかも「働く」ということに焦点…

自立で社会との同調スイッチをコントロールして生きづらさを力に変える

同調スイッチをコントロールして大人の発達障害人生を大転換する うえすとです。 毎週、日曜夜のいちばんわたしたちがうつになりがちな時間帯が、やはりアクセスも集中します。 個人的には、 発達障害のせいでうつなときのアスペルガー・ADHD的ストレス対処…

大人の発達障害者が自立するための新視点獲得トレーニング

大人の発達障害者の自立は新しい視点を得ることから うえすとです。 しばらくブログで告知させていただいたLITALICO研究所さま主催のゲストセミナー。 先日、盛況のうちに終了となりました。 雨の中ご来場いただいた40名以上のみなさま、本当にありがとうご…

大人の発達障害は対話をつうじて自立する

大人の発達障害の自立はまず対話から 濃厚な対話の場、Cross over うえすとです。 昨日は、こちらでも告知させていただいたCrossover×厚生労働省若手グループNHLWが共催したディスカッション大会がありました。 JR御茶ノ水駅を出てすぐの東京医科歯科大学、…

大人の発達障害とHSPと自己価値感の関係について

大人の発達障害があると基底的な自己価値感が低いかもしれない うえすとです。 今週末は本当に寒くなりましたね。 わたしは普段、妻子が寝付いたあとの時間は、平日、土日にかかわらず節約のために暖房はつけないで、着込んで読書やブログを書いたりしている…

大人の発達障害者の自立のための同期と場の力と統合力という可能性について

自立の裏ボス、「同期(シンクロ)」のメカニズムに迫る 第2四半期(7~9月)の過労のツケと、しのびよる寒さ、そして並行して進めていた書籍の原稿執筆とブログ記事執筆…… ちょっとパワーを使いすぎたんでしょうか。 職場で最近、「お湯」がとても飲みた…

大人の発達障害でも人生と仕事をあきらめない人が読む記事の順番(2015年上半期②)

大人の発達障害でつらくても自立してストレスを減らして生きていく 1週間更新宣言をしてから、あっという間に1週間が経ちました。 こんにちは、四半期末の追い込みに心が折れているうえすとです。 さてありがたくも、読んで頂けた方からお礼のメッセージは…

新しい生き方がひらけていく脳とこころの関係についての知識

よりよい生き方は脳とこころの関係を正すことから 【こんなことが書いてあります】 ・炭水化物の摂取について、進化の歴史から見ると人間はまだ十分に適応できていない可能性が高く、あくまで「嗜好品」程度に考えたほうがよい・人間を生物学的に見ると、「…

大人の発達障害克服・改善の先の人生をポジティブに捉える方法

未来をポジティブにイメージすることが人生のスタート地点 【こんなことが書いてあります】・未来をポジティブにイメージできるようになるには、ポジティブな人に接する機会がたくさんあることが必要 ・未来をポジティブにイメージするには、自立が必要 →「…

大人の発達障害を克服・改善する読書会選びで気をつけたい3つのこと

読書は最良のアスペルガー・ADHD常備薬 【こんなことが書いてあります】・読書の習慣をつくるきっかけには読書会への参加が有効 ・自立のための読書習慣をつくるきっかけの読書会を選ぶときは、好きな本を紹介でき、否定的な意見を言われず、自宅や職場に近…

夏目漱石に学ぶ、自分の「生き方」発見法とは?

漱石が残した「文学論」より大切な「生き方論」 【こんなことが書いてあります】・夏目漱石は、自分の経験を語った講演で「自己本位」で生きることの大切さを切々と説いた ・自己本位で生きるには、周囲の世界と自分の世界を切り離す作業が大切 →「生き方」…

発達障害は「自立」で生きづらさを軽くする

発達障害における「自立」の必要性 「生きづらさ」を軽くするには この記事では、どうやって発達障害の「生きづらさ」を軽くするための「自立」について詳しく説明します。 私たちは毎日、周囲の世界からいろいろな刺激を受けて生活しています。 ではなぜそ…

大人の発達障害を「育児」で克服する

大人の発達障害者は育児をしてはいけないのか 私には、一人娘がいます。彼女が産まれた時は、まだ自分が発達障害だとは知りませんでした。こういった状況の方も多いのではないでしょうか・・・世間では発達障害を持ちながら子どもを持つことには賛否両論ある…

大人の発達障害の克服に役立ったこと ~ 自立

発達障害の生きづらさをコントロールするために まずはこの記事を読んで頂けている方へ。発達障害で長いあいだ苦しんできてたこと。ADHDが原因のミスや好ましくない行いも、自分の努力が足りないのではと思って無理をしてきたこと。アスペルガー症候群(自閉…

大人の発達障害と仕事選び② ~自分の世界と周囲の世界を分けると天職が見つかる

「自立」が天職の発見を加速する 一つ前の記事で自分の特性に合った仕事の選び方を書いていますが、それよりももっと前の段階で、重要なことを済ませておく必要があります。 それは、自分の世界とまわりの世界をしっかりと切り離すことです。 自分は医者では…

発達障害者がどう生きたらいいか分からないので色々突き詰めてみた

ライフラボ的「生き方3.0」の世界観 昔からあまり友人が多いほうではなかった。 体が大きくて力の強い子のオモチャだった。 20歳を過ぎた頃から、ときどき自分が自分でないような感覚が出るようになった。 それで、生き方についての本に興味を持った。 2…